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次の日
「ん」
「ーっ」
今日は学校行けるかな。3年間の中学もまともに行かないままそろそろあと半年ないな
「真。起きなさい」
「もう起きてる」
「そんなのんびりしてていいの?発作から2週間たってないから走れないでしょ。バスあと10分よ」
やばい。発作は体力2週間分くらい持っていくんだ
「いってきます」
バス停まで徒歩3分。ギリギリセーフ。でも今日はいつもの人以外もいる。無理つかれた。混んでて椅子に座れない。
そしたら声をかけられた。
「あのっ。間違ってたらすみません。君、星屑真ですよね」
って小さな声で言われた
「はい。そうですけど?」
語尾にハテナがついた
「私のこと覚えていますか?真くん。私は月城…」
「あっ!絵馬」
僕のこと真くんって呼ぶ人絵馬しかいない
「覚えていた。よかった」
「で?絵馬なんでこのバスに?」
「えっとぉここに引っ越してきました。と言っても真くんの家からバス停4、5くらい戻ったとこらへん」
「へぇ中学どうするの?」
「制服見て」
僕と同じ!?細見中!?
「同じ…」
口から出るのはそれだけだ
そして絵馬からそんなことを言われた
「今日の放課後中学近くの公園で」
は?
「またあとで」
そこは徒歩10分だよ。いま僕走れない。
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