2話

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次の日 「ん」 「ーっ」 今日は学校行けるかな。3年間の中学もまともに行かないままそろそろあと半年ないな 「真。起きなさい」 「もう起きてる」 「そんなのんびりしてていいの?発作から2週間たってないから走れないでしょ。バスあと10分よ」 やばい。発作は体力2週間分くらい持っていくんだ 「いってきます」 バス停まで徒歩3分。ギリギリセーフ。でも今日はいつもの人以外もいる。無理つかれた。混んでて椅子に座れない。 そしたら声をかけられた。 「あのっ。間違ってたらすみません。君、星屑真ですよね」 って小さな声で言われた 「はい。そうですけど?」 語尾にハテナがついた 「私のこと覚えていますか?真くん。私は月城…」 「あっ!絵馬」 僕のこと真くんって呼ぶ人絵馬しかいない 「覚えていた。よかった」 「で?絵馬なんでこのバスに?」 「えっとぉここに引っ越してきました。と言っても真くんの家からバス停4、5くらい戻ったとこらへん」 「へぇ中学どうするの?」 「制服見て」 僕と同じ!?細見中!? 「同じ…」 口から出るのはそれだけだ そして絵馬からそんなことを言われた 「今日の放課後中学近くの公園で」 は? 「またあとで」 そこは徒歩10分だよ。いま僕走れない。
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