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冷たい大地の上で目が覚めた。
周りは毒々しい蛍光ピンク色の水で満たされていた。
孤島という言葉が適切だろう。
「うわっ!」
上から、楕円形の柱のような物が降り注いできた。
そしてみるみると島を削っていく。
あと一回、あと一回。
そんな気持ちが伝わってくるように陸が削られていく。
ついに残された陸地はなくなり、ピンク色の水に落ちた。
まずい、思いっきり飲んでしまった…!
あ?
甘い。これは、苺…?
そんな事を考えている間に、いきなり重力が逆になった。上へ上へ上がっていく。
そして急降下。90度の直角とも言える角度を下がっていき、暗闇へ消えた。
「夏祭りといったらやっぱかき氷だよね〜」
「それな!やっぱり毎年食べてるけどかき氷って美味しいよね!」
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