死ぬ事

　色んな事があった。悪い事ばかり。

　続行。

　続行。

　いよいよ秋本番。昨年一本も採れなかった松茸が順調に出ている。アカヤマドリというきのこがたくさん採れて、たくさん売れた。

　里の山の探索を依頼された。

　手続き事があった。

　山を数日留守にした。

　きみが会おうかと言った。

　僕が浮気みたいな事したから？

　きみはぼくをすきかい？

　猜疑は自己疑惑から発する。ハッスル、山に１０時間。送った松茸虫だらけ。返金。いつもの山を留守して里の山に見つけたのはバカマツタケ？バカなのか？バカだろう。久しぶりの山。マツタケにマイタケ。どっちもへぼい。ウラベニホテイシメジだけが5kgも採れた。

「良かったですね。頑張って売ってください」

　売れるだろうか？

　何をしてもぎこちない

　やめ時がわからないで、いつまでもわざわざ繰り返し墓穴掘る。

　きみからの連絡。

「友人が泊まってて、明日午前だった約束、午後にしてくたさい」

「会いたくない」にきこえた。