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第3話
もしかして優希の家は貧乏なのだろうか。私たちはファミレスに入り、1番安いハンバーグ定食を頼む。値段は関係ない。会えて嬉しい。
私は普段から男女問わず割り勘にしている。正確に言うと、女友達同士では「ここは私が持つよ」「じゃあ次は私」なのだが。
食べ終わると優希はトイレにいき、私の前にはレシートが置いてある。
入り口を見ると人が並んでるようだ。ゆっくりしてもいられない。私はレシートをとると自動精算機で操作を始めた。
後ろを振り返ると、優希がニコニコしている。
私の方が年上だし、そんなもんなのかな。あまり深く考えないようにしよう。
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