第8話

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第8話

 だが「さっさ」とはいかなかった。  彼は「やり方」をわかってない。  フンフン息を荒くしながら豚みたいだ。  仕方なく「私が上になろうか」といってみたが、デブで短小はうまく入らない。  そしてまたフンフンが始まった。 「コンドームが邪魔なんだよ」  というと彼はおもむろにコンドームを外す。  おい! それはステルシングだ! 犯罪だぞ!  私は彼を突き飛ばしたが、押さえつけられ、またフンフンが始まる。  ふと思った。私もスマホでゲームしよう。音楽を再音量にしてやろう。
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