🏙️初出勤の夜(月曜日)🏙️

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わたし達は、お互いにシートベルトを締め 車はゆっくりと、会社の駐車場から道路に出る。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「…//」 部長の横顔を見てると なんでか、胸がしめつけられて… ドキドキする。 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「…顔が紅潮しているが、大丈夫か?」 …// わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「だ、大丈夫ですっ//」 部長は、横目でこちらを確認した後 助手席の窓を開けてくれた! 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「…今日が、初出勤で やることも色々あっただろうし きっと、疲れてるんだろう… 明日に備えて、しっかり休めよ。」 わたしは、部長の横顔を 見つめたまま…小さく頷く。 これって、心配してくれてるのかな? 部長、意外と優しいのね 人は見かけによらないみたい…// わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「ありがとうございます…//」 わたしは、開いた窓から入る 夜風に目を細める。 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「も、もっと… 俺を頼ってくれても良いからな…//」 その、低くて落ち着く声が 耳に心地良い…// わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「はい…♪」 わたしは、部長に微笑みかけ 部長も…わずかに微笑み返してくれた// 運転も、安定感あって上手だし 車の揺れも気持ちいいぐらいね。
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