🏙️初出勤の夜(月曜日)🏙️

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その後、閑静な住宅街の 8階建てマンションの前に車が停まった。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「ありがとうございました。 じゃ、その…また、明日…ですね…」 わたしは、部長に微笑みかけて シートベルトを外し、車から降りてドアを閉めたけど 窓は、開いたままで… 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「今後も、よろしくな…間宮さん」 開いた窓から声をかけられ わたしは、頷き…部長は 少しだけ微笑みながら窓を閉め 車はマンション前から去っていき その車を見送りながら、深々とお辞儀をした。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「…」 顔をあげると、車は見えなくなっていて… わたしは、エレベーターで 自分の部屋がある、8階に向かい 外廊下を歩いて角から2個目にある 自分の部屋のドアの鍵を開け 部屋に入り、玄関の内側から鍵をかけたあと 室内の電気をつけつつ 自分のカバンを、リビングのソファーに置き 着ていたスーツを脱ぎ、ハンガーにかけて ワイシャツと下着の上下を洗濯機にいれ 裸になり、脱衣場から 浴室に入ってシャワーを浴び 頭と体を、綺麗に洗った後。 バスタオルで体を拭いて体に巻きつけ 寝室でパジャマと下着を取り出して それに着替え、歯を磨き部屋の電気を消しながら 自分の寝室に再び向かい、ベッドに潜り込んで 目を閉じたら、すぐに眠りに堕ちた……
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