🏙️会社休日の午前(木曜日)🏙️

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それから、しばらくして 駅前につき…その地下駐車場に 車が入っていき、駐車され わたし達は、シートベルトを外し、車から降り わたしは風霜さんの隣をつかずはなれず、歩く。 私服姿 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「…//」 (内心:なんて、しおらしいんだ… 手を繋ぎたくなってしまう//) 風霜さんは、ポケットに手を入れて なにかに耐えてるようだった。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「…」 それから、一緒にエレベーターに乗って 駅の最上階にある映画館に向かい しばらくして、映画館についた! 私服姿 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「よし、ホラー映画が観たい。 と言っていたな… どんなのがあるか、見てみよう。」 風霜さんは、券売機の画面を触り 上映中の映画をジャンルごとに分けてみていく。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「ゾンビ系じゃなくて… 心霊系が良いです。 あの…怨霊とか出てくる奴が…」 わたしは、風霜さんの ふところにもぐりこみ 一緒に画面を見ていく。 風霜さん、結構…長身なのね… わたしの頭がちょうど、風霜さんの胸部にくる。 この大きな体で、ハグされたら ほんのり、いい匂いがするし 安心感に包まれそう…// 私服姿 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「ま、間宮さん…//」 (内心:まるで小動物のように愛くるしい// くそ…た、耐えろ… 今夜、俺の気持ちを伝えるんだ…//)
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