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私服姿
風霜 寛人
(かざしもひろと)
「では、決まりだな…
この駅の地下にレストラン街があったはずだ。」
わたしと風霜さんは
映画館の出入り口に向かう。
わたし
間宮 晴海
(まみやはるみ)
「はい♪あ、そうだ!あの、風霜さん。
わたし…売店に行きたくて…」
隣を歩く風霜さんは頷き
すぐさま、売店の方に歩いていき
わたしは、その後を追いかけ
風霜さんにお礼を言って、売店に入る。
心霊団地のCDは…っと…
CDが売ってるレジ下のガラスケースを覗く。
店員
「いらっしゃいませ!
なにか、お探しでしょうか?」
わたしは、ガラスケースをはさんだ
向かい側の店員さんに顔を向ける。
わたし
間宮 晴海
(まみやはるみ)
「あの、心霊団地の音楽CDを探してて…」
店員さんは頷き、レジの下にかがんで
ガラスケースの中から、CDを
取り出して見せてくれた!
店員
「こちらで、お間違い無いでしょうか?」
わたしは、微笑みながら頷く!
わたし
間宮 晴海
(まみやはるみ)
「あ!これです♪」
店員さんは笑顔で頷いた。
店員
「ありがとうございます!
お値段が…」
風霜さんが、さりげなく隣に並び
なんと…自分の革財布を取り出して
CDのお金を払ってくれた!
わたし
間宮 晴海
(まみやはるみ)
「…///」
わたしは、隣の風霜さんを
見上げて見つめる…//
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