🏙️初出勤の午後(月曜日)🏙️

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わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「あの…いま、なんて…?」 自動ドアの前で、部長が軽く振り向く。 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「い、家まで送ると言ったんだ…//」 わたしは、満面の笑みで 部長の隣に駆け寄った! わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「はい!ありがとうございます♪」 部署から出た、わたし達は エレベーターに乗り込み、1階に向かう。 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「なぜ、もう少しはやく 相談してくれなかったんだ…?」 わたしは、苦笑する… わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「それは、その…お仕事に 集中されてましたし… 声をかけるタイミングを (のが)してしまったんです。」 エレベーターが1階について 一緒に降りた後、会社の駐車場に行く。 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「ふむ、なるほど…今後は 遠慮無く、声をかけてほしい。」 駐車場の一角に駐車された 1台の車がピッピッと発光して 部長は、助手席のドアを開けてくれた。 わたし 間宮 晴海 (まみやはるみ) 「は、はい…//」 助手席に乗せてもらい ドアまで、閉めてくれて… 運転席に、部長が座った。 なんか…いい匂いがする… 企画開発部部長 風霜 寛人 (かざしもひろと) 「履歴書に住所が書いてあったが 場所は、その通りで良いのか…?」 わたしは、頷く。
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