人違いから

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ちっちゃな羽のついた お兄さんと呼べるくらいの人がいた。 「え?誰?」 「やっとおきた。俺はデューラスク。お前の世界で言う“神様”ってやつさ」 「は?神様?」 俺は、状況が飲み込めずとりあえず気になることを質問してみた。 「ここは、死んだ人が来る場所?」 「あ~、そうなるよなぁ。まぁ実際には魂の欠片を集めてる場所なんだが、なにせお前は特殊な方法で来てしまったからなぁ」 「、、?ま、まぁいっか。次に、俺はなんであんたと喋れんだ?」 「それは、お前に転生の余地があると見込んだからだ」 心のなかで(さっきと返し方が違いすぎるだろ。)とツッコんだ。 「しょうがないであろう。ここの説明は難しいんだ。」 「心読んでます?もしかして。」 「そうだが?」 「いやそうだがじゃないんですけど!?」 「なんだ?嫌なのか?」 「ん〜。」 別に問題ないか。 「他に質問は?なければこっちの話(転生について)をしたいのだが」 「あぁ、今はいいや。お願いする」
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