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「さあて、どうしようかなあ？」
フラリと身体を反転させて、あたしは踊り場から下りた。
だって、心躍る気持ちじゃないから。
踊り場でなんか踊りたくなかったから。
ここから先、どうなるのかわからない。
あたしも、美央も。
でも、でもね、真乃くん。
あたしはまだまだ卑屈なままだよ。
あたしを意地でも殺人犯にさせなかったこと。
あなたに、まだ感謝する気は無いからね。
まだ......。
――完――
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