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「確かに山で狩りを生業にもしている。だが、某の本業は申せぬ」
「随分と古風な話し方をされるんですね。役者さんとかだったりします?そういえば、あなたのお名前を聞いてなかったですね。なんとお呼びしたらいいですか?」
彼は相変わらず警戒心バッキバキでオレを見ながらも“疾風”と答えた。
「へぇ…。疾風さんっていうのか!で、お歳は?」
「駿とやら!某はまだおぬしに対して疑いを晴らしたわけではない!よって、おぬしからの尋問は一切無用」
「え?なんで疑われてるの?オレは不審者じゃないよ。ただの高校生だって!」
「コウコウセイとは何だ?」
「ちょ…!ふざけてる?高校は高校でしょ?勉強するとこじゃん」
「ベンキョウ…?なんのことだ?
「だーかーらー、小さい頃から文字とか習ったりするじゃん。それの高等教育のことだって」
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