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私がやってどうするの?
武士は買い被りすぎている。
けれどソゾンがこのバトルでどのような戦い方をするのか、舞翔は全て記憶している。
武士がどうやってソゾンを追い詰めたかも、そして、どう競り負けたかも。
今までに誰にも見せたことの無い新技で、ソゾンは武士に勝利した。
舞翔は考える。
今自分が武士の代わりに戦えば、あの熱い展開を、ソゾンの新技を、宇宙一間近で見ることが出来るということでは?
忘れてはいけないが、舞翔は生まれ変わっても好きで居続けるくらい、バトルドローンとソゾンが大好きなのである。
「おい、いつまで黙っている? 用が無いのならば放せ」
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