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第7話 『激突!ソゾンVS舞翔』
舞翔は顔を上げ、真っ直ぐにソゾンを見据えた。
その瞳の奥に勝負への渇望が確かにぎらりと輝いている。
その秘められた熱にソゾンは微かに口角を上げ、鋭い瞳を更に鋭角にして舞翔を睨み付けた。
「無名の貴様が? いいだろう」
言うや否やソゾンはバトルフィールドに舞い戻る。
瞬く間にスタンバイしたソゾンに、舞翔は迷う暇も与えられないまま自身も急いでフィールドへと入った。
「空宮、これ」
武士は舞翔のすぐ後ろに待機しながら、既に準備してあったゲイラードを指し示す。
舞翔は初めて間近で見る主人公機に鼓動が高まるのを止められなかった。
少しだけふるふると震える手でゲイラードを持ち上げると、心なしか自分のエレキストよりもずっしりと重く感じられた。
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