おかしくなった日常

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おかしくなった日常

あの1件から翌日 「あ!静!」 「え、あ、乃亜」 「昨日どこに行ってたの?」 「え、あ、えーと、こ、公園に」 「公園?」 「うん、公園、なんか、木の上で寝てる人がいたから」 「え?それって、噂の「シビトさん」ってやつ?」 「いや?ただ木に登って寝てただけの普通の人だよ」 「そっか、そうだよね...」 「うん、あ、そろそろ行かなきゃ!」 「あ、ごめんね!それじゃ!私は帰るね!」 「うん、乃亜!またね!」 ....................帰ろうかな、ついでに、シビトさんのところに寄っていこうかな? ─────公園───── 「い...いるかな...?」 「何をぶつぶつと...喋ってるの?」 「ひゃぁっ...し、シビトさん...?!驚かさないでよ...」 「いや...ずっと、木の前に立って...ぶつぶつ言ってるから...」 「え、あ、わ、私、そんな事してたんですか?!」 「うん、やってたね」 「あ、あぁぁぁ、お見苦しい所を...」 「....................」 「って...し、シビト...さん?」 ガシッ... 「こっち...掴まってて...ここから逃げるよ...」 「え?えっ?!」 シュタッ... ガサガサッ... 「ちょ、ちょっと?!シビトさん?!どういうこと?!」 「いいから...口を閉じてて...舌噛むよ?」
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