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数日後
その数日後のこと。
その驚きの経緯を後で元上司に報告すると、実はあのスナックに居た占い師は、元上司の知り合いの催眠術士であったらしいのだ。
俺は、その催眠の元に一時的にAIロボットにされていたようなのである。
と言うことは、果たして自分の意思で退職したのか?と疑問には思うのだが、結果オーライなのだからこれで良いと思うことにした。
と言うことで、俺はその占い師への感謝の意と、ちょっとしたプレゼントを元上司に託し宜しく伝えてもらうとにした。出来れば、お近づきになりたい気持ちを込めて。
もし、この事が他人事ならば今一信じ難い話だが、それが自分なだけに信じない訳にはいかない。
その影響なのか、それからの俺はテレビで観る催眠術やUFO、オカルト番組を信じるようになり、好んで観るようになった。
そのことは、その後の俺に大きな変化を与えることになったである。
<おわり>
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