3.「彼」と黒の長官

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3.「彼」と黒の長官

「よく判ったね、今日も」  シートに身を沈めると、くすくす笑いを顔に張り付かせた彼は隣の相手を見た。 「探したことは、探した。今回も。どれにお前が居るか、まるで判らないからな」 「ご苦労なことで」
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