サッカーが友達の俺

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サッカーが友達の俺

俺はというと、惚れた腫れただどうでもいい。 なにせ男子校。右を見ても左を見ても、『男』しかいない。 イケメンもいればダサメンもいれば、マッチョもいればチビもいればデブもいれば、スタイル抜群もいるし、性格も様々ながら、俺は男よりサッカー。 今日も今日とて朝練。 「蒼也、だいぶスタミナ付いたみたいだな、立ち回りも良くなったし」 副部長の進藤先輩に褒められた! 「ありがとうございます!」 「その調子で頑張ってくれよ、蒼也」 180cmある長身の先輩が頭に手を置いた。 進藤先輩は中学の頃、県大会で準優勝まで行き、名FWとして一目置かれた選手だ。 勿論、部長や他の先輩たちの経歴も凄いんだけど。 俺も中学時代、サッカー部に所属してはいたけど、中学も俺自身もパッとせず、だけど、やっぱり好きなんだよな、サッカー。 朝練が終わり、シャワールームへ。 「よう!蒼也!」 「あ!お疲れ様でした!中山先輩!」 次々に先輩、同期問わず、声をかけられながら、シャワールームの一室で汗を流す。 一限目に間に合うように急がないと。 「じゃ、お疲れ様でした!」 「ああ、また放課後な!」 「お疲れ!西岡!」 あちこちからそうして労いの声をかけられ、制服に身を包むとシャワールームを後にした。 教室に向かう際、木々に囲まれた中庭の一角に人影が見えた。 「だ、駄目ですよ、高城先輩...こんなところで♡」 ....どうも真尋くさい声だな、と、チラ、と覗き見。 「大丈夫だって、もうすぐ授業も始まるし、みんな教室だよ」 「そんな....♡」 ワイシャツとスラックス姿の真尋と高城とかいうバスケ部らしい2年。 180cmは軽くありそうだ、さすがバスケ部。 じゃない。 真尋は抱き締められて、うっとりしてるかと思いきや、目をつぶった。 「....先輩♡」 思わず、口を噤んだ。 「う、わ。ディープキス?」 俺の背中から小さな声がし、飛び上がりそうになった。 振り返ると部長の進藤先輩だ。 「やるねー、こんなところで」 「せ、んぱい...♡駄目だって...♡」 あろうことか、高城とやらに真尋はスラックス越しに尻を揉みしだかれている...。 その間も重なった唇からはたまに舌が見え隠れ。 「ほら、もっとこっち」 「....ん♡やだ、先輩」 「これ、おっぱじめんじゃないの?」 進藤先輩の思惑通り、高城はスラックスの前をはだけ、勃起を晒し、真尋はしゃがんだ。 「ま、マジか...」 あの真尋がフェラしている。 最初はただ、呆然としただけだったが...真尋のフェラシーンにあてられた。 「こ、これ以上、覗き見はヤバいですよ、先輩...」 小声で先輩を窘めるものの、先輩は狡猾の笑みを浮かべ、 「まあ、こんなところであんなことやってる奴らが悪い。見物しようぜ、蒼也」 「け、見物、て」 「ん、あ...せんぱーい...」 「どうした?欲しくなっちゃった?」 真尋は上目遣いで顔が真っ赤。目はとろんとしていて、なんだかいやらしい...。 「こっち、お尻、向けて」 「こ、うですか...?」 木に手を付き、真尋が腰を上げると後ろから抱きつくようにして、高城は真尋のスラックスのファスナーを下げ、ボクサー一枚。 「や、ヤバいですよ、行きましょう、先輩」 アレ、幼なじみなんで、とは言えない...。 「大丈夫、大丈夫」 俺の肩に顎を乗せ、先輩、野次馬根性丸出し。 「あ、あん、恥ずかしい、先輩...♡」 そして、どうやら高城は真尋のアナルに唾を塗ったようだが、とうとう真尋の腰を掴み、ついには勃起したちんぽを挿入してしまった。 2人とも授業に出ず、...セックス。 それを見ている俺と先輩も同じく...。 まさかのまさかで真尋のセックスを見る羽目になるとは思わなかった。
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