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「どうしよう……」 居酒屋からの帰り道 自己嫌悪に陥りながらフラフラと歩く。 ……完全に やってしまった。 でも ふたりの 会話を聞いて どうしても私の性格上 見て見ぬ振りをすることはできなくて 気づいた時にはふたりに水をかけて文句を言っていた。 さすがに あれはやりすぎた…… 月曜日 ふたりには謝っておこう…… 「新見!」 「え、う、上杉くん!?」 いきなり 名前を呼ばれ腕を掴まれ トボトボと歩いていた歩みが止まった。 .
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