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日高が腰を寄せると起立して先走りを溢れてさせている俺と擦りあわされた。一緒に握り込まれて互いのものが擦れ合う。
「………んっ……ひ、だか」
口付けながら名前を呼ぶと応える様に強く握られて追い詰められる。
「……あっ……んっダメ。日高。イキそう」
強く擦られるからすぐにでも放ってしまいそうだ。ドクドクと脈打つ日高も限界が近いようだ。
「いいよ」
日高が唇を離して俺の耳に囁く。
「うっ……あっ……」
日高の息を詰める声も聞こえた。
はぁはぁと荒い息が浴室に広がる。俺は日高に支えられるがままシャワーで流されて脱衣所に押し出された。バスタオルで拭かれて、「部屋どこ?」と日高に聞かれて2階と応えると、「手当て、リビングでいいかな?」と聞かれて頷いた。
互いに腰にバスタオルを巻いた状態でリビングに行き、ソファーに俺を座らせると、俺の言ったところから救急箱を取ってきてくれた。
「染みるっ。染みるっ。いってぇ」
消毒液が滲みてバタバタ暴れる俺に、「じっとしろよ」と言い返しながら手当てをしてくれた。
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