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男は脱がした俺の制服のズボンで俺の口を縛って猿轡をすると笑いながら自分のカバンを探っている。俺はその間に逃げようと暴れた。
「んっ……んんっ……」
仰向けになっている俺に男はカバンから取り出した液体をかけだした。チューブのそれはぬめっていてどろりと身体を流れていく。
裸にされた下半身中心にそれをかけられる。
痛みと恐怖と自由にならない手足。涙さえ出て俺は頭を振って抵抗するが男は一向に止めようとはしない。
「んんんっ………んんっ」
猿轡をされた口からはくぐもった声しか聞こえない。
男はチューブを投げ捨てると俺の腹を撫で回し、笑いながら俺の性器を握り締めた。握りつぶされるんじゃないかという恐怖で完全に萎えてしまっているそれは男がいくら擦っても勃起してこない。
しかも反対の手では俺のケツを撫で回す。
「んんっ……んんんっ」
暴れても抵抗にならず、地面にこすり付けるだけだ。
「……可愛い顔してるよね~」
男は鼻歌でも歌い出しそうな口調で呟いて立ち上がると、「よいしょ」と言いながら俺をうつ伏せにひっくり返した。
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