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『澪?』 『美紅、、、』 『どうしたの?っ、なんで泣いてるの⁉︎』  美紅が私の顔を覗き込み、驚いた声をだす。 『、、、ねぇ美紅、陸とデートしたなんて嘘でしょう?』 『デート?相談に乗るために一緒に出かけた事ならあるけど、、、』 『もしかしてそれで泣いてるの?』 『あれはデートとかじゃ無いよ!澪の話をしてたんだし、カフェで話したぐらいで、デートなんかしてないよ。』  美紅の声が上手く聞こえなくなる。 『だから、って澪、聞いてる?』  頭が痛くなってくる。 『澪?顔色悪いよ?』  なんかフラフラする。もう何も考えたく無い。 『澪、本当に大丈夫?』 『あっ、澪!』  意識が途絶える。
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