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好きになったのは元カノのことが忘れられない人でした。いつか好きになってもらえたらなんて淡い期待を抱いたりもしたけど
大切そうに保管していた元カノの写真、極めつけは終電に逃したから迎えにきてとの元カノからの電話。
迎えに行ける距離にいるんじゃ忘れられないよね。彼の部屋に一人残されて、ぼんやり考えて…
帝はかぐや姫が月に帰ったら、もらった不老不死の薬も手紙も富士山の頂上で全て燃やすことを命じたという。
叶わない恋、もう会えないとわかっているなら全て手放せるのかな。手放せないということは淡い期待があるんだよね。
彼の優しさで期待してしまった自分。もう、いいや。惨めな恋はもうさよならしよう。
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