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短いあとがき
「父ふたり、子ふたり その後」をここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。心よりお礼を申しあげます。
シリーズ1作目「父ふたり、子ふたり」から一気に時間を飛び越えて、十一年後の文幸と周の姿を書きました。彼らの日常を少しずつゆっくりたどって超長編にすることも考えたのですが、いろいろ迷ってこの形にしました。またいずれ、短編や掌編のかたちで、飛び越えた十一年分のエピソードも書けたらいいなあと思います。それこそ、文幸と周それぞれの家族の「思い出のアルバム」みたいな感じで。
本作にまつわるいろいろな思いとかウラ話も、どこかでご披露したいと思いますが(と前作を書き終えたときからず~っと思ってる…)、まずは文幸と周の幸せな話を、開いて、閉じることができてよかったぁ…と思います。おつきあいいただきましてほんとうにありがとうございました。
それでは次ページから、彼らの「さらにその後」、幸せな新生活のようすを少しだけお届けしたいと思います。
リアルタイムで追ってくださっている方には、せっかくなので…文幸と周といっしょに「平日の朝」を過ごしていただこうと思って…”週明けの朝”に公開します。もう少しだけ、おつきあいくださいね!
夏田樹
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