言えないままで

定年後に届いた贈り物は白紙の紙だった

遠井moka

4分 (2,291文字)
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あらすじ

倉橋勇夫宛てに届いた四角い封筒を手に妻の淳子は駆け出していた。裏面を見ると一番の友達だけ書かれていたから。 2024/08/10

感想・レビュー 1

静かに緩やかに心をあたためてくれる物語

疲れた。仕事を終えて、電車を待つ。 そんな時、この物語の緩やかで少し心臓がキュゥってするテンポがするすると流れ込んできて。 ゆっくりゆっくり、心があったかくなる。 1杯のホットミルクのような。 穏やか
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