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わたしの自信作(7)
ワープロ……で思い出したわ。
……自宅にも、ワープロ……はございましたよ。
これはわたしの父が友人からもらってきた品でしたねぇ。
ここでのワープロは「ワードプロセッサ」のことです。
窓95なんかのソフトウェアじゃなくて、文書作成編集の専用機でーす。
父は同じ友人から、ファミコンももらってきました。
この父の友人はですね、山の中に建つ館で暮らしていた方でして、御祖父様が建てて、さらにお父上から一人息子であった彼が継承した館へわたしの父が遊びに行っていたとき、いくつかの物をくれたのでした。
真由実も父と一緒にここには遊びに行ったことがありまーしゅ。
インクリボンやタイプライターやアイテムボックスはなくて、かゆうまゾンビもいなかったけど、大きな犬が何頭もいてね……。
外に生えてるあの草はグリーンハーブ??
……シルバーのベレッタ使いにくいだろ、劣化マグナムかぁ、コレ?
この館、仕掛けはいっぱいあるけど、トイレは一つしかねーのかよ、クローゼットの鍵がさって……あれれ、何の話になってるのかしら?
技術の授業の目的は……「PCというものがあるんだよ、これからよくよく使うことになるかもしれない、だからこんなものがあるんだって、みんなは覚えておいてね」って、ところだったのでしょう。
何かの試験を受けさせ、合格させるためにPCへ向かわせて、生徒たちを画面にかじりつかせる、といったものではなかったんです。
だからこそ、締め付けがなくて、かなりゆるゆるで、楽しい授業でありました!
……で、隣の友達にならってわたしもカレンダー作りをやってみましたよ。
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