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私はストンと椅子に腰を下ろした。下ろすというより力なく落ちた、という方が適切だ。左頬がじんと痛んだ。 隣で冴子さんが私の背をさする。 心も同時に痛んだ。頬よりもずっと修復不能なくらいの痛みが襲ってきた。時間差で襲ってきた。もう二度と真尋に会えない。 私と真尋の夏休みはもう――終わった。
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