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「え?」 「真尋、この先真尋に何かあってもずっと私は真尋の味方だからね、真尋は長い人生、つまずくこともあると思う、辛いなとか悲しいなってこともあると思う、そんなときはどうか今日の鬼ごっこを思い出してほしい。私がいなくても真尋はひとりで鬼退治できるよね?」  寝ぼけた状態であまりまだ状況を把握しきれていないながらも真尋は元々頭のいい子。何かを察したのかこくん、と頼もしくうなずいた。
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