殺したいほど君を愛してる

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1ヶ月間計画を練りに練って今だ。 おれは、和也を殺すことに成功した。 清々しいな。 「さて、これからどうするか」 おれは返り血で汚れり汚れた白Tとジーパンを脱ぎ、下着だけの姿へとなった。 もうおれは、人間として生きられない。 このナイフで自殺するか、自首するか、はたまた見つかるまで逃げてみるか。 まぁ今はなにより気持ちが良い。 雪は怒るのだろうか。泣いているのだろうか。 こんなことをしても雪は絶対喜ばないだろうな。 「ごめんな雪」 天井へ向けて、まるで天を見るかのように呟く。 「だけど雪、おれは君のことが好きすぎて、好きすぎて、しょうがないんだ。あいつを殺さなきゃ気が済まないほど、君のことを愛していた。いや、愛している」 どれだけ問いかけても、部屋には無音が響いた。
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