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その日から、フレンとメルリはたびたび出会い、会話をしているうちに仲良くなった。
メルリはフレンが狼族だと思っていなかったし、フレンも自分が狼族だとは言わなかった。
二人は、いつも他愛ない話をしたり、一緒に遊んだりしていた。
メルリは、しょちゅう“家に遊びに来て”とか“町に遊びに行こう!”とフレンを誘ったがフレンは断った。
自分は人間じゃないし、町なんか行きたくなかった。
メルリと一緒にいるのは楽しいが、メルリ以外の人が沢山いる所には近づきたくないのだ。
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