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重大な問題?
「……ここが、東條くんの……」
「ああ、わざわざ来てもらってごめんな。練習終わりで疲れてるのに」
「あ、いえそんな! その……嬉しいです」
「ははっ、なんだそりゃ」
それから、20分ほど経て。
その間、他愛もない話に花を咲かせつつ到着したのは白を基調とした三階建てのお宅。隣におはする美少年、東條くんのお宅だ。……まあ、花を咲かせたと言っても東條くんが上手く会話をリードしてくれたからで、そうでなければコミュ障の僕なんてほとんど言葉も出ないわけで。
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