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キャラクター
まず第一に名前を考える必要があります。
難しい漢字で読めない人が多いそうだな、と思った時はルビを振っています。
次に設定。
過去〜現在に至るまで、もっとも重要な点を簡潔にまとめる必要があります。
勇者が主人公なら、辺境の村で生まれる→貧しいながらも両親に愛され育つ→母が病気になる→薬草を取りに森へ出る→魔物に遭遇→命からがら逃げる→村に戻ると魔物に壊された家と遺体がある→一人生き延びた主人公が魔物に憎悪を抱く。
覚醒して魔物を殺して回る→噂を聞きつけた国王に呼ばれ、元凶である魔王の討伐へ向かう。
このように物語のスタート地点に立つまでの経緯を、簡潔にまとめています。
その次はキャラクターの人物紹介を、公開しても問題ないような内容で書いています。
髪色、身長、体重、性格、能力、役職、経歴、この辺りが必要な情報です。
そして、個人的に一番重要だと思っているのが、『後付け』のメモです。
小説を書いていると、当初予定していなかった内容になることがあります。
行き当たりばったりで書いていたら、絶対に矛盾が生まれます。
後付けをするなら絶対にメモした方が良いです。
例えば、主人公が元カノについて言及する描写があるのに、ヒロインに唇を奪われて、
『俺のファーストキスが・・・』
とか言ってたら、意味が分からないですよね。
そこをツッコまれたら、主人公は告白されて何となくOKして、自然消滅したんです。
と、また設定を追加する羽目になります。
主人公が心優しい人という人物像なら、好きじゃないのに告白okするのはどうなんだという話になるし、優しいから断れなかったことにしよう!
そうやってひとつの後付けからどんどんと修正点が増えていきます。
これ本当に地獄です・・・・・・。
矛盾を潰すために生まれた矛盾をまた潰して、どうにか軌道修正しないといけないんです。
パッと思いついた回想を挟む時や、過去の出来事を出す時は、絶対にメモするようにしています。
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