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夕日は沈み切り、あたりは真っ暗になる。満点な星々が輝き初めていた。
二人の視線が合う。彼は微笑んでいた。
大和「なあ、真央。実はその『勧誘してきた友人』についてなんだが、俺もあれから調べたんだ。それがどうも『㊙️倶楽部』のメンバーの中にしたらしいぜ」
真央「はっ!?まじで?いったい誰なのさ?」
大和「まだ証言があるわけじゃないし、そもそも何人いるかわからない。だが俺の調べによると、犯人の1人は……」
鈴音「真央さーーーーん!大和さーーーーん!まだここに残っていますかーーーー?」
大和「ってあれ?いつの間にか人がいなくなっているぜ!皆帰ったのか?」
大和が立ち上がり、慌てて鈴音の方へ向かう。真央も立ち上がって、彼の後ろに続く。
鈴音「由美子さんとメアリーさんは占いをするとか言って、メアリーさんのコテージに行っちゃいました。愛莉さんは夕食に使う材料をコテージに置いてきたとかで、男手の秀男を連れて戻っちゃいました。ラビさんはいつの間にか消えてますね。私たちも着替えてそろそろ戻りませんか?もう18時半ですよ」
大和「悪いな、真央。やっぱりさっきの話はバカンスに来て話す内容じゃなかったぜ。あの話は本土に戻ってからにしよう。俺たちも着替え取りに戻って、風呂入ろうぜ」
真央「……。そうだね。そうしよっか」
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