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1日目 19:30
◯本館のダイニング
真央は風呂に入り、その後皆と集まって同時に夕飯を食べていた。今現在はもう食べ終えている。
由美子「ふーーーー、美味しかった、ご馳走様。愛莉って料理も上手いんだな」
秀男「食べ終わったらなんだか眠くなってきたお。フアァ〜」
椅子に座りながら壮大なあくびをする。
真央「でもてっきり愛莉のことだから、雇われた料理人のフランス料理を作ってくれるもんだと思ってたよ」
鈴音「真央さんにとってお金持ちのイメージって、フランス料理しかないんですか?」
メアリー「何から何までお世話になっちゃって悪いわね。ホント、愛莉がバカンスを企画してくれてよかったわ」
愛莉「バカンスを企画したのは愛莉じゃないみょん」
大和「えっ?そうだったのか?」
愛莉「㊙️倶楽部でバカンスしたいから、別荘か何かないか愛莉に話が来たんだみょん」
由美子「あれ?そうだったんだ。じゃあ誰が最初に言い出したんだ?」
愛莉「えーーーーっと、誰だっけ?」
ラビ「そんな話はどうだっていいウサ。それより明日はキャビアやトリュフが食べたいウサ」
愛莉「明日は野兎のステーキの予定だみょん」
ラビ「グァァァ!」
叫び声をあげた。魂が抜けて、真っ白になる。
鈴音「それよりもみなさん、夕飯も食べ終わりましたし、トランプでもしませんか?」
愛莉「大富豪ならやってもいいみょん」
秀男「秀男は眠くて眠くて仕方ないお……今日はコテージに帰るお」
椅子から立ち上がる。
大和「もう寝ちゃうのか?」
メアリー「うふふふふ。またしても私の予言が当たりましたね。実はビーチから帰った後に占いをしていたのです。晩餐が終わりし時、眠りへ誘われる者が現れるであろう」
鈴音「いや、ご飯食べたら眠くなるのは普通のことですよね?それ『予言』じゃなくて、『予想』レベルのことじゃ……」
秀男「なんでもいいお。秀男はもうコテージに戻るお」
秀男は眠たい目をしながら、本館から出ていく。
鈴音「じゃあ私、ちょっとコテージにトランプを取りに行ってきますね」
鈴音も本館から出て、自分のコテージへ向かう。
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