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愛莉「みんなには本館と各自のコテージ。後は浜辺の場所を覚えてもらえればいいよ。数字がコテージだみょん。コテージにはベッドとトイレと流しとか、それくらいしか設備してないみょん。冷蔵庫には」
真央「なるほど。冷蔵庫にはきっとフランス料理とかが入っているんだね！」
鈴音「真央さんのお金持ちのイメージはそれでいいんですか……」
愛莉「冷蔵庫にはミネラルウォーターとジュースしか入ってないみょん。勝手にコップに注いで飲んでくれていいみょん。あと一応言っておくけど、コテージには一部雨漏りしてた奴があったみょん。でもバカンス中は雨の予報が無かったし、気にしなくて大丈夫だとは思うみょん。そして食事とお風呂は本館に用意しているみょん」
ラビ「秀男、風呂覗いたらぶっ殺すウサ！」
秀男「男風呂覗いても嬉しくねぇよ！」
愛莉「それとこの島には、携帯の電波もネット回線も通ってないみょん。だから外部の人と連絡が取りたい時も、本館の固定電話を使ってほしいみょん。後は……何か伝えることあったかな？あ、そうだ！コテージの鍵はそれ1本しか無いから、失くさないようにしてほしいみょん」
大和「これ1本？マスターキーとかは無いのか？」
愛莉「あったみょん……かつては……」
由美子「かつては？」
愛莉「実は数日前にバカンスの準備をしていた時、こんなことがあったみょん……」
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