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第1話 忍者参上
今作の主人公名は「サルノスケ」
身長168cm体重61キロ、趣味は読書(漫画)、特技はフラフープ、今日もコンビニで買ったを漫画誌を読みながらいつもの河川敷を歩く
あ!今日の展開面白い!でも来週は休載か、最近よく休むなこの作者は
カサカサカサ!
漫画の愚痴をこぼしていると、直ぐ傍の茂みが大きく揺れた、サルノスケはそれに気づいて足を止める
なんだ?
ガサッ!!!!
突如現れたそいつは、頭に2本のシカの角のような尖りを生やした厳つい鬼の顔をした化け物だった、ただ大きさはサルノスケとあまり変わらない
うわっ!!びっくりした!!!
目ん玉よこせ!!!
鬼は現れるやいなやサルノスケの目玉を要求すると、3本の指が生えた禍々しい手を伸ばす
駄目に決まってるだろ、これは俺の目玉なんだから、自分のだけで十分だろ?
反論するサルノスケに苛立った鬼は地団駄を踏む
わしは腹が減ってんだ、さっさと目玉よこせ!!!
さ、魚屋でも行けよ、人の目ん玉なんて美味くないって、マグロの目玉ぐらいなら置いてるはずだから
力尽くでも貰ってくぞ!
素早い動きで鬼は数メートル離れたサルノスケの傍まで瞬時に接近すると漫画誌をぶっ飛ばして、サルノスケを押し倒した
うわっ!!
後頭部を強く打ったサルノスケは意識が飛びそうになる、鬼はサルノスケの両手をしっかりと両足で踏み動きを封じると、頭を鷲掴みにした
いただきまーす!!
や、やめろおおお!!!!
サルノスケに迫る鬼の指、そこへ夕日に反射し飛んできた一本の十字型の手裏剣が鬼の背中に命中する
ぐぎゃああああ!!!!
分厚い肉に刃物が突き刺さるような鈍い音がした、あまりの激痛に仰け反り倒れ込む鬼、サルノスケは慌てて鬼から離れて手裏剣が飛んできた先を見つめる、そこにはセーラー服を着た1人の女の子がいた
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