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「良はまだ時間あんの？ 晩飯、食いに行こうぜ」
場所はどうしようかと悩んだが、ブルワリー『Geborgenheit』直営の横浜駅近くにある『よろずや』に向かう。『Geborgenheit』だが社長の影山はいなかった、『Geborgenheit』は３つの店舗を持っている、今日は別の店に顔を出しているのだろう。
「いやあ、マジ楽しかったー、良、また行こうな」
何度も言われた言葉だ、良は素直に是非是非と答える。
「ちょっと今後のヒントももらえたし、今日は行ってよかったよ」
「ヒント？」
早速来たビールのジョッキを掲げ乾杯の仕草をする、良は運転もあるためノンアルコールのビールだ。良が飲まないならと尚登は遠慮したが、良は構わずどうぞと勧めたのでありがたく飲むことにした。
「フィールドによってはデリバリーもあるって言ってたっしょ。俺も飲食店やってるからそういう営業かけるのもいいなって思ったし、なんならサバゲーのフィールドを作っても」
仲間の演習にもなるか、などと思っても口には出せない。
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