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「ママ行ってきます」
「行ってらっしゃい、お父さんお母さん気を付けてね、て言うかお母さんが運転するの」
「そうよ、その代わり遊園地ではお父さんにお願いするかな」
「あまり無茶しないでね」
「大丈夫よ、それじゃ行ってきます」
娘と話しを終え、私は車を走らせた。
遊園地に着くまで、少しでも主人に休んでもらいたい。
私はそう思ったが、孫が興奮してはしゃいでいる。
「ちょっと落ち着きなさい」
そう言って、主人は孫をなだめるが、孫は言うことを聞いてくれない。
「休めないかな」
私は運転しながらそう呟いてしまった。
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