第17話 ダンジョン的テーマパークで隠密にデートするお話♪

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アッシュ王子には見せられないし、そもそも説明できない。 いきづまるルーナがもつ本を、 リリア皇女はさっと取り上げて一緒に本を読む。 「まぁ!」 とリリアも赤面する。 ルーナとリリアはお互いに顔を見つめあった。 しばし沈黙の後、 ルーナは、 『アーク研究は国家の一大事』であり、つまり、 『アッシュの一大事』でもあるので、意を決して言った。 「アッシュ様、すこしご相談がございます。。」 ルーナはアッシュに『簡単に』事情を相談し、 アッシュの『尿』をコップに確保することに成功した。 (こ、これで、ダメな時は、数年後にまたくることになるのだろうか、、)  とルーナは思いながら、リリアにも魔力供給の要請をする。ルーナよりも皇女のほうが魔力量が多いような気がしたのだ。また、将来の有事の為にも、リリアの魔力を見ておいた方が良い。 リリアとルーナが魔力を解き放つと、秘密扉が出現した。 (おしっこでよかったんだ。) と、ルーナは大変安堵し、秘密扉を開けた。 扉は下につながる階段につながっており、4人で下層に進んだ。
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