チャンスがあるなら。
2/4
読書設定
目次
前へ
/
4ページ
次へ
「………本当に、俺は馬鹿だなあ」 死ねなかったなんて。 死ぬことが怖い、なんて。 そんなことないのに。 俺の目から涙が溢れ出る。 首に巻いたロープが切れてしまった。 床に尻餅をついた痛み。 自分の心がズキズキ痛む。 「………ごめん」 死ぬことすら出来なくてごめん。 彼女の亡骸を抱きしめて、俺は泣いた。 「うわあああああん!!!」 もう一度、いや何度でも試してやる。 「ごめん、ごめんなぁ……!!」
/
4ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!