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「れ、れれれ麗華さん……ここって」
「ここが君の教室……というより所属って言う方が正解かな。Dクラス、通称"風紀委員会"」
舞桜高校風紀委員会は主に戦闘部隊、防衛隊出身の人間が多く何らかの事情を抱え込れ人生を堕ちた人間が集まる場所でもある。校内で1番年齢が様々な場所でもある。
麗華の説明を受け終えると奥から1人、ジャージにスカート、赤色のラインが入ったニーハイに半長靴を履いたショートヘアの少女が1人近づいてきた。
───な、なんか怖そうな人が来た!!私……今から殺されちゃう!?
この空間にいるだけでも苦しいのにさらに雰囲気で圧してきそうな人が来て震えが止まらなかった。
「おかえり、龍鳳」
「ご、ごめんなさい!!…………え?」
「どうした?ククク、わお。本当に本物の龍鳳だ」
「あ、あうぅぅ……」
興味津々にその少女は龍鳳の頬をぷにぷにしたりつねったりした。
「私の名前はわかる?つってもさすがに」
「四条咲羽舞桜高校風紀委員長、あなたのその武器はイスラエルのタボール21」
「ほう……正解!良かった覚えてくれて」
「はいはい!!私!私のことは!!」
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