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最悪だ。一番バレたくない形で、リリスさんにバレた。
変身してしまった己の手足を見て、ヴォルフィは心の中で嘆いた。だが、リリスは逃げなかったし、今も瞳が優しい。狼の姿を見られたら、悲鳴を上げられたり、罵倒されたりするかと思っていたのに。
もしかして案外平気? と思い、ヴォルフィはリリスの上に乗ってみる。少し震えているけれど、それは酒場で肩にふれた時もそうだった。
「いいですよ」
リリスの小さな声が聞こえ、ヴォルフィは驚愕する。いいの? 獣姦になるけど、いいの? ヴォルフィはおっかなびっくり先へ進むことにする。リリスの喉に鼻をつけ、そのまま舐める。唇も舐め、くちづけ、舌を絡める。肉球で胸をこねるように撫でる。狼の姿で致したことがないため、要領が今一つわからないが、どれも大丈夫そうだ。
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