サキュバスリリスと精気提供志願者

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 ヴォルフィはリリスをベッドへ誘い、優しく押し倒した。そのまま素早く服を剥がし、下着も取り去り、リリスを丸裸にする。これから起こることへの不安から、リリスは身体をぶるりと震わせた。ヴォルフィは自分も服を脱ぎ捨てると、リリスの股座に顔を埋める。 「えっ……!」 「サキュバスはここを舐めてほしがるんでしょう?」 「し、知らな……」  ヴォルフィの舌がリリスの秘所にふれた。ぴちゃりといういやらしい水音が響き、リリスの羞恥心と快感はどんどん高まっていく。愛液が溢れるのがリリス自身にもわかった。  淫らな蜜がリリスの腿を伝ってシーツを濡らした頃、ヴォルフィは己の雄をリリスの入口になじませ、彼女の中へ侵入しようとした。 「ああ、狭い……」 「いっ……!」 「リリスさん?」  あまりの締めつけとリリスのつらそうな表情を見て、ヴォルフィは驚いて問いかける。 「もしかして、初めて?」 「……はい」 「サキュバスなら経験済かと……いや、耐えていたとおっしゃっていましたね。確認もせずごめんなさい。リリスさんの中に早く注がなければと焦っていました」
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