サキュバスリリスと精気提供志願者

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 ヴォルフィは挿入しかけた男根を一旦抜き、リリスの背中をそっと撫でながら優しくくちづけた。くちづけが徐々に深まり、リリスは困惑する。リリスも家族や親戚と、挨拶や戯れの軽いキスをしたことはある。でもこんな風に深い、男女のくちづけを交わしたのは初めてだ。ヴォルフィの舌は優しくリリスの咥内を探った。舌先が歯茎をちょんちょん突いたり、上顎を撫でたり、リリスの舌を捕まえて絡んできたりする。これまでさわられた経験がないところを優しく舌で刺激されると、身体の奥が熱を持つのがわかった。唇が離れると、ヴォルフィは微笑んで言う。 「大丈夫だから。ね、楽にして?」  穏やかな優しい声に、リリスの心と身体は少し緩んだ。ヴォルフィはリリスの胸をそっと撫で、ゆっくり揉んだ。成長しきっていない少し硬さが残る胸をほぐすように、とても優しく。 「やっ……胸、やだぁ……」 「やだ? 痛い?」 「痛くないけど……小さくて、恥ずかしい……」 「とても可愛いよ。気持ちよくない?」 「……気持ちいい」
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