サキュバスリリスと精気提供志願者

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「痛かったら言ってくださいね」 「あっ……」 「痛い?」 「……ううん。今度は大丈夫……」  ヴォルフィは安心して微笑むと、引き続きリリスの隘路を進んでいく。先程と違い、リリスの身体はヴォルフィを迎え入れようと反応し、蜜がこぼれ落ち、中が拓かれていった。 「リリスさん?」 「……ヴォルフィさん……私、気持ちいいの……」  ヴォルフィはリリスの口の端から流れる唾液を舐めとると、ゆっくり動き始めた。中を擦られる度にリリスは小さく声を上げ、ヴォルフィも次第に息を荒げた。 「ああ、リリスさんの中……狭くて、温かくぬめって、蠢いて、すごくいい……」 「あっ……あっ……お願い」 「もう少し待って。リリスさんをもっと気持ちよくしてあげたい……」 「ヴォルフィさん……もう、我慢できないのぉ……」  リリスの潤んだ瞳を見て、彼女が求めているのは甘い時間ではなく精気だと思い出し、ヴォルフィは最奥を突いた。リリスの中は彼の欲望を容赦なく扱き上げ、快楽へと導く。ほどなくヴォルフィはリリスの中に吐精した。
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