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「リリスさん、満たされましたか?」
「……ずいぶん身体が楽です……」
「楽になったなら、よかった」
少し寂し気なリリスの瞳を見て、ヴォルフィはくすりと笑って続ける。
「足りない?」
「…………はい」
ヴォルフィは遠慮しないでと言ってリリスにくちづけ、その後二度、ゆっくり時間をかけて、彼女の中にたっぷり精を注いだ。
行為を終え、不安げな表情のリリスにヴォルフィは微笑みかけた。
「これからは僕が相手をしますから。リリスさんは何も我慢しなくていいんですよ……」
ヴォルフィはリリスの耳元で囁くと、ことっと眠りに就いた。
あまりの急展開にリリスの頭の処理は追いついていない。
リリスはしばらくヴォルフィの寝顔を眺めていたが、そっとベッドを抜け出し、急いで下着と服を身に着け、自分の部屋へと帰った。
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