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アッシュは、よだれを垂らしているルーナをまじまじ見ている。ルーナはさっと正気に戻り、自分はまだ6,7年は待たなければならないことを思い出した。危ない危ない。まだアッシュはルーナの「対象外」なのである。うろたえながら、ルーナはこう切りかえした。
「わ、私の魔法は破られたことがありません。大丈夫です。アッシュ様。」
ルーナは慌てたのか、「自分の教えたこと」と矛盾した発言をしたことに気が付かない。確かにフロストヴァルド軍での演習や、魔法シミュレーション演習ではルーナは負けなしであったが、実戦は未経験なのであるが、、
後に、ルーナは白昼夢などみてないで、アッシュのいうことをしっかり検討すればよかったことに、大反省をするのだった。
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