始まり

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始まり

私は、ある財閥のいわゆる令嬢だった。 両親は、政略結婚だったけど仲が良く、私もいつかああなるだと 心の奥底で思っていた。 私は、令嬢だからといって甘やかされていなかった。 『地位がある女性だからこそ、それに伴う知識はないといけない』 お母さんがよく言っていた。 『お前は、私の後を継ぐ。だからこそ、今からいろんなものの知識を取り入れないといけない。』 お父さんに言われてた。 私は、その圧力に応えるために 幾日も幾日も 勉強し続けた。
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