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「それに、調べてみたら今までの私の発明は全部そうなっていたわ。使用するのにおじさんの許可が要るなんて、そんなのおかしいじゃない?」
「何を言っているんだい星那ちゃん。よ〜く考えてみてごらんよ、星那ちゃんは、まだ十歳だろう? だから面倒な申請は全部、星那ちゃんに代わってこのおじちゃんがやってあげていたのさ」
「そんなの余計なお世話よ! それに、だったら何でそれを私の名前で登録しなかったの?」
「いやぁ、名前を書く時にはクセで、つい自分の物を書いてしまうものなんだよ」
「それなら登録内容を変更する手続きを取って。私の考えたものは全部ね」
「……まあまあ、別に良いじゃないか。どうせ星那ちゃんの研究室はおじちゃんの持ち物なんだし、開発資金もおじちゃんが援助してやっているだろう? それに、おじちゃんと星那ちゃんとの仲じゃないか。このままでも、何も変わらないよ」
「変わるわよ! もう何個かは実際に出回っているんでしょう? だったら、それに伴って私にもいくらかのお金が入るはずだわ。そうしたら私の研究費も増やせるじゃない」
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